A10ピストンSA

A10ピストンSAは電動オナニーマシン

A10ピストンSAは電動オナニーマシンである。
それは自動で動くのである。
A10ピストンSAは高価で4万円以上する代物であったが、とにかく気持ちの良いものだった。
「あー」
ハミュッツが声を出すと、それに応じて機械が動く。肛門に挿入されたアナルパールをゆっくりと動かしたり、膣に差し込まれたバイブを動かしたり、乳首を責めるローターを動かしたりする。
そしてその動きにあわせて、ハミュッツは声を上げるのだ。
「あああ、いいよう」
気持ちよさそうな顔だった。
これが、あの『神溺教団』の最高幹部なのか。
ハミュッツ・メセタには二つの秘密がある。一つはもちろん、最強の戦闘者であるということだ。もう一つは、性玩具マニアであるということだ。
「あー……」
ハミュッツは今、オナニーマシンを使って遊んでいる。最高級の電動オナホールだ。彼女はこの道具を気に入っており、暇があればこれを使って自慰をしている。
「ああ、いいよう」その快楽の声を聞くたびに、マットアラストは吐きそうになる。彼女がこんなことをしていると思うだけで、虫唾が走る。だが、彼女には逆らえない。
ハミュッツは四つん這いになり、尻を高く上げている。オナニーマシンはその尻を犯していた。アナルパールの先端が、彼女の肛門の奥深くまで入り込んでいる。さらに奥へと押し込むように、バイブも差し込まれている。
電動オナホールは、肛門にも入れられるようになっている。だが、そんなものを入れる女がいるとは思わなかった。
いや、一人だけいたか。かつて戦った武装司書がいた。確か名前は、ルルタ=クーザンクークと言ったはずだ。彼の恋人だったらしい。
彼が死んだ後、どうなったのかは知らない。興味もない。
オナニーマシンの動きが変わる。振動から回転へ。肛門の中のパールが激しく回転する。さらに、バイブも激しく震え出す。膣の中に入っているローターも同様だ。四本の淫具が同時にうごめき始める。
ハミュッツの体が跳ね上がる。
その姿を見て、マットアラストはさらに吐きたくなる。自分の上司が、あんな醜態をさらして喜んでいる。これほどひどい光景はない。
だが、彼は何もできない。彼もまた、同じ穴のムジナなのだ。ハミュッツと同じ趣味を持ち、オナニーマシンを使っているのだ。ハミュッツのように声を上げたりはしないが、それでも確かに楽しんでいる。
自分はなぜここに居るのだろう?そう思いながらも、彼は今日もオナニーを続ける。ハミュッツのそばにいる限り、彼は逃げられないのだ。
第四章 神の悪フザケ 1 翌朝、マットアラストとハミュッツの姿はなかった。昨日の一件の後始末のため、二人は街へ向かった。